合理的配慮実践研修プログラムを終了しました

お知らせ・活動報告

こんにちは!
5/24、NPO法人おりがみ主催、表題の研修を無事盛会に終えました。

本研修は、合理的配慮全事業者義務化に関連して、
障害のある方々との共生について県内企業の方々と考えるために設置しました。

集合写真

研修の中身は、合理的配慮に関する講演会と、私たちができる配慮について深掘り考えるワークの二段構え。

講演会では、合理的配慮の根拠法である「障害者差別解消法」の制定に向けて、全国に先駆け千葉県で成立した『障害のある人もない人も共に暮らしやすい千葉県づくり条例』の成立にご尽力された、野澤和弘氏を講師にお招きしご講演賜りました。合理的配慮とは何か、合理的配慮を追求した先に広がる「誰もが生きやすい社会」について事例を交えて分かりやすくお話いただきました。

植草学園大学副学長 野澤和弘氏による講演会

ワークでは、弊団体の学生会員のコーディネートのもと、弊団体の主催する「パラ旅応援団」を事例に、参加希望(架空)の障害のある方の障害特性や配慮事項が書かれたシートを読み込み「彼らと千葉県の観光地へ外出するならどのような配慮や楽しみ方があるのか」プロジェクトづくりまで行いました。枠組みに囚われすぎずに、障害のある方の「実は行ってみたかったんだ」を尊重し、諦めずにみんなで叶えるという支援観が共有できました。

障がいのある方(架空)の配慮情報などが載ったアセスメントシートを読み込む参加者

その他詳細は報告書をぜひご覧ください。