
おりがみとは
私たちは“「おもしろそう」からはじまる共生社会”を創る。
君に夢はあるか。
その問いに私たちは答えられるだろうか。幾ら年を重ねようと、何か答えられたとしても、
それを心底目指したいかと問われたら言葉に詰まる人も多いのではないだろうか。
ただ、すべての人には夢がある。選択肢は沢山ある。誰でも好奇心を秘めているはずだ。
その夢を、分野を越えて試行錯誤しながら一歩一歩実行し「自分らしさ」を見つけていく旅路こそ、ボランティアなのだ。
そしてボランティアは、自分だけでなく、その歩みを通して多くの人や社会、
その問題と真摯に向き合い探求し続ける人々でもある。
このようにして、ひとりひとりが人生の旅路を歩いていく中で、人は出会い互いの「自分らしさ」を体験し理解していく。
このことこそが、自分の夢を発見する挑戦であり、人々が他者や社会と「共に生きるヒント」を得ていく道程だ。
そして私たちは提案したい。多くの人々の夢の集い、ボランティア。
このボランティアを通して「おもしろそう」からはじまる共生社会を創ることを。
おりがみの理念〜「おもしろそう」から始まる共生社会〜
宇宙開発やお祭り、福祉施設での企画など、
おりがみには様々な創造的な取り組みがあります。
これらの活動は何に繋がっているのか?
わかりやすく解説します。
活動背景と歴史
オリパラをきっかけに集まった若者が、「共生社会」を目指し活動を広げる
「おもしろそう!」から始まる共生社会を目指して活動している学生団体おりがみ。
原点は、「オリンピック・パラリンピックを学生みんなで盛り上げよう」と集まった若者でした。
活動内容
おりがみの活動は一言で言うと
魅力的なボランティアを分野を越境して共に創ること!
もう少し細かく分けると、以下の4つに分かれます。
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1
機会
魅力的で多様な活動を創り出し、「面白そう!やってみたい!」と飛び込んでくるボランティアを増やします。
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2
教育
「面白そう!」と始めたボランティアが、隠れた問題に挑む「頼もしいボランティア」へと変わっていきます。
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3
啓発
問題の裏に「困っている人」がいます。そういう人を皆が忘れないように、「広める」のもボランティアです。
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4
解決
目の前の「困っている人」を笑顔にするだけでなく、問題自体がおこらないように根本から取り組んでいます。
代表挨拶

学生団体おりがみ二代目代表。オリンピック開催直前に代表を引き継ぎ、大会期間中の団体運営を担う。他団体の設立代表経験や、豊富な企画経験を活かし、大会後の団体方針策定を先導。東京2020パラリンピック聖火ランナー。Earth Light Project 事務局⻑。特定非営利活動法人World Football Ship 理事。
ボランティア業界をおもしろく、かっこよく
メディア出演歴

学生団体おりがみはこれまで様々なメディアに取り上げられてきました。
これまでのメディア出演の思い出をご覧ください。
広報誌
学生団体おりがみでは毎年広報誌を作成しています。
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団体概要
名称 | 学生団体おりがみ |
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設立 | 2014年8月23日 |
代表 | 杉本昂熙 |
団体員数 | 230人 40大学(2021年現在) |
活動拠点 | 関東を中心とした大学(千葉大学、順天堂大学など)およびオンライン |
関係団体 |
NPO法人おりがみ/Earth Light Project実行委員会/ うえの夏まつり復活プロジェクト実行委員会/ 2020キャンドルナイトリレー実行委員会 |
2021年7月3日、学生団体おりがみの2代目代表に就任しました。
初代代表の都築 則彦さんは、発足から7年間代表を務めたため、今回が初めての代表引継です。その分、相当な覚悟をもって代表引継を決断しました。
何故自分が代表を引き継ぐことになったのか。
どのような団体ビジョンを描いているのか。
この機会に、まとめたいと思います。
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「二浪しても、受からなかった」
「俺の人生、終わった」
「何か大きなことしないと。」
第1志望のため、サッカーも辞めた。高校時代も捨てた。
そして、ーーーーーーーー二浪しても合格できず。
自分のあまりの出来なさに自信をなくした。
その将来への漠然とした不安の反動で飛び込んだオリンピック・パラリンピックの世界。
「おりがみは通過点」
「自分が、目立たないと」
「何か大きなことしないと。」
ひたすらに焦りながら色々なことに手を出して色々な人に話を聞いた。
僕のおりがみライフはこんなネガティブな経験からスタートした。
最初は自信の無さの裏返しで、「自分はみんなより出来る。」と思い込んでいた。周りを見下していた。だから、「所詮学生なんだからできることも少ないでしょ。」とおりがみを離れてしまった時期もあった。
ーーーーーーーーーーそんな僕がなぜ「おりがみの代表」になろうと決意したのか。
「オリンピック・パラリンピックの10年、20年後もこの団体を残していきたい。」
この想いが強い理由です。
学生団体おりがみはオリンピック・パラリンピックをきっかけにして様々なプロジェクトを生み出してきました。
小さな社会が少しずつ変わっていくことを目の当たりにし、学生にしかできないことがある。おりがみにしか変えられない社会があると実感しました。
「何か大きなことをしないと。」
当初持っていたこの焦燥感に駆り立てられて、たくさんのプロジェクトを進めてきました。
ーEarth Light Project、Candle Night “Imagine”、うえの夏まつり復活プロジェクト、2020学生会議、キッズフェスター
これらの経験で学んだこと。それは、小さな経験を積み重ね、目の前の出来事に一生懸命になれば、自然と「大きなこと」になっているということです。
「社会を変える。」
それは、一人一人の想いや努力が募って、少しずつ現実味のある言葉へと変わっていく。おりがみで活動を続けていくにつれてメンバーの魅力や凄さに気づき、自分の弱さを曝け出しても支えてくれる仲間達と一緒に「社会を変えたい」と思うようになりました。
これから、オリンピック・パラリンピックを迎えます。
僕は今年のオリパラを「終わり」ではなく、何かの「始まり」にしたいと思っています。
オリパラを経験した若者が中心になって生み出す、レガシーの始まり。その若者たちから次の世代へ想いを継承することで生まれていく、ボランティアの変革の始まり。
そして、そのボランティアが社会に広がることで実現する
『「おもしろそう」からはじまる共生社会』の始まり。
最初はよくわからなかったボランティアやオリンピック・パラリンピックですが、本や論文を手当たり次第読んで勉強し、様々なプロジェクトに携わり、いつしかおりがみのビジョンの『「おもしろそう」からはじまる共生社会』を本気で実現させたいと思うようになりました。
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日本のボランティアには可能性がある。
社会にとっての「やるべき」が、学生の「やりたい」につながることがある。
しかし前向きな気持ちでボランティアを始めても、待ち受けるのは「偽善者」「自己犠牲」「搾取」といった後ろ向きな言葉。
僕たちにできることは、お互いに違いを受け入れ、
誰一人の「やりたい」も取りこぼさないようにすること。
それと同時にボランティアが後ろ向きな言葉を生み出さないようにすること。
僕たちはボランティアに関わる全ての人と支え合い、ボランティアの世界を前向きにしたい。そして、想いを互いに認め合い、「やりたい」を活かすことのできる『「おもしろそう」からはじまる共生社会』をつくります。
学生団体おりがみの第二章を、よろしくお願いします!
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学生団体おりがみ代表 杉本昂熙