おりがみ理念STORY
どんな境遇にいる人でも、
自分の夢を描き追える社会を!
はじまりは、小さな牛乳屋から。
おりがみ設立者の都築は、千葉の牛乳配達を営む家庭に生まれました。幼い頃から家業を手伝い、それを継ぐことを期待される中、「もっと大きな世界を見たい」という想いを持つようになりました。
そこで、大学進学後、開催が決定したばかりの東京オリンピック・パラリンピックの世界に飛び込み、多くの挑戦の機会に出会っていきました。
この、社会と自分を繋ぎながら、自発的に活動することを「ボランティア」と呼ぶと知った時、この喜びを多くの人に届けたいと思った。
これが、「おりがみ」発足のきっかけです。
創造的な
ボランティアプロジェクトを、
すべての人に。
おりがみの活動は、
“思い出の共創”
共感。感謝。感動。
人との関わりからそんな感情が生まれたとき、一生の大切な「思い出」になる。
みんなで創ったその思い出は、誰かの心を照らし、未来をちょっとよくする。
ボランティアをする自分、共に笑い励まし合う仲間、ボランティアを受け入れてくれる現場の方々。
ボランティアが織りなす関係性には、そんな「思い出」を「共創」する物語がある。
目の前の課題への「共感」から「ほっとけない」と感じたときにボランティアは生まれる。
「ほっとけない」という思いや行動が誰かの心に届いたとき、「感謝」をされる。
時に楽しく、時に必死に、関わる全ての人が想いを重ねて目の前の課題と向き合うからこそ、多くの心を動かす「感動」がある。
私たちはこの物語を「思い出の共創」と呼んでいます。
ボランティア活動は「やってみたい!」が原動力
私たちの活動は、若者の「やってみたい」という好奇心から始まっています。
その好奇心を社会の課題と結びつけて、現場の方々と何度も打ち合わせをし、企画が出来上がっていきます。
宇宙開発やお祭りといった、スケールの大きな活動から、福祉施設での支援、清掃活動といった日常的な活動まで、全ては個人の興味から始まり、その仲間と共に成長しながら、魅力的なプロジェクトへと進化させています。
様々な人と繋がりながら社会課題解決へ
メンバーは、みんな最初は何の実績も肩書きも無い「普通の学生」でした。小さな成功体験を重ね、徐々にスケールが大きくなり、今では行政や企業、他の学生団体などと連携するプロジェクトもたくさんあります。また、学生団体からのOBGも数多く参加しています。それぞれの「思い出」が個々人やプロジェクトを進化させ、社会の課題を解決していく。おりがみは、この信念の下、様々な主体と連携し、活動を進めています。
ちなみに
今までなにしてた?
おりがみは、
2014年夏に結成されました。
オリンピック・パラリンピックには、
その歴史上、
「学生参画」の目立った成功事例が
ありませんでした。
私たちが見たかった世界は、
東京2020のときに、
若者の面白いプロジェクトが
たくさん立ち上がっているような、
そんな世界でした。
競技場費用の問題やエンブレム盗作問題、ブラックボランティアの問題や
新型コロナウイルス感染症による史上初の大会延期など、
数々の出来事から影響を受けながらも、
その都度理念に立ち帰り、
想いを確かめ合いながら
活動を広げてきました。
おりがみは、6人の学生によって設立されたのち、20人、40人、80人、170人、230人と人数規模を年々増大させていきました。
2015年からスタートしたパラスポーツ支援が大きな転機でした。
この活動の下、地域や企業、競技団体の方々との連携を強め、文化芸術や科学など、多分野に広げることができました。
まさに、助けるつもりが助けられる形で、多くの機会をいただいてきました。
おりがみの活動の原風景は、池袋駅東口の清掃活動にあります。
オリンピック・パラリンピックに向けて何ができるかわからなかった私たちは、自分たちにできることを探し、ゴミ拾いから始めました。
毎週日曜日、朝8時からゴミを拾い、近くのファミレスでご飯を食べながら、語り合っていた夢。
夏まつりや宇宙開発、聖火リレー、パラスポーツなど、あの時語り合っていた夢が、ひとつひとつと形になっていきました。