うえの夏まつり
復活プロジェクト

祭りは壁を越えるためにある。出会えない相手に出会う、感動を求めて。

文化・芸術の発信拠点“上野”では半世紀もの間失われた盆踊り大会がありました。
2019年にはこれを学生の手で復活させ、3日間で1万人の来場を記録し、
一躍脚光を浴び始めたプロジェクト。
その後、「2020うえの夏まつり〜不忍夢(しのばずのゆめ)」は
東京2020オリンピック・パラリンピック公認文化プログラム「Tokyo Tokyo FESTIVAL」に
学生唯一の企画として採択されています。
私たちの目標。それは、盆踊りや御輿を通して価値観の違う人同士が一つのものを創る、
一体感や感動を届ける。そのような多文化共生の空間を実現することです。多様性に富む
上野で、様々な違いを持った人々が、“お祭り”という非日常的な空間で、共に踊り、笑い、
創ることで違いを乗り越えることができると信じています。
また、神社仏閣や美術館などのハイカルチャーを持った“山”とアメ横などの商店街の
下町文化が特徴である“街”の対立を解消したいとも考えています。
2つの文化圏を祭りで結びつけ、上野の魅力を新たに創出することを目指しています。

これまでの軌跡

2018.8

「うえの夏まつり復活プロジェクト」始動

7月〜8月の1ヶ月間毎日小さなお祭りを実施。上野の商店街連合会と連携したり、
毎日上野を歩いたりすることで、
地域からの信頼や課題を得て成長。

2019.3

「うえの桜フェスタ」
学生初の出展

浴衣を着て桜の前で集合写真
2019.8

「うえの夏まつり〜不忍夢(しのばずのゆめ)」
実施

50年ぶりの盆踊り大会の復活と1万人
の来場者を記録。

浴衣を着た女性が舞台を眺める様子
2019.8

「湯島ちびっこ広場」出展

出店が並ぶ湯島天神
2019.9

「東京江戸ウィーク」出展

和菓子体験の出店の様子
2019.10

「シタマチ.ハロウィン」協力

仮装したメンバーの様子
2019.12

「ジュエリーフェスタ」協力

2020.8

「2020オンライン夏まつり〜不忍夢」
実施

日本全国の夏祭りを若者の手で復活させ、地域の壁を超えた一体感とともに、感動を届ける。この目標を掲げ、オンライン盆踊り・オンラインライブを中心に600人の動員を記録。

「2020オンライン夏まつり~不忍夢」の様子
2020.7-9

「コロナで創る夏まつり」
モザイクアートプロジェクト

「盗られた夏を取り返せ」を合言葉に、
コロナ渦での写真をSNS上で2021枚集め、
今年の夏を1枚のモザイクアートで表現した。9月には上野マルイにて1ヶ月間の
展示を行い、動画の再生回数も1ヶ月で
1000回以上を突破。

法被(はっぴ)を着た女性の後ろ姿
2020.9

「オンライン全国学園祭」を実施

「青春の宝庫、学園祭のステージ」を
取り戻すべく、全47都道府県の若者17組の
パフォーマンス、そして特別企画5つを
実施し、1200名の動員を記録。
青春特有の若者の熱で、コロナ渦の日々を
明るく彩った。

「オンライン全国学園祭」のバナー
TO BE CONTINUED ……

今後の動き

まずは、「うえの夏まつり〜不忍夢(しのばずのゆめ)」を若者中心で、 地域の方々と協力しながら毎年継続させていきたいと考えています。
この継続を前提として、盆踊りや御輿といった伝統文化を継承しながら新たな文化と融合させ、
常に進化させていく祭りをつくりたいです。

この祭りを軸に、
多文化共生の想いを持って、上野で、前に進み続ける時代の最先端を目指したいです。

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